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神原タグマリンS、船員体験インターン初開催

2018年8月22日 (水)

ロジスティクス常石グループの神原タグマリンサービス(広島県福山市)は22日、海技従事者養成機関に在学中の学生にタグボートの魅力を知ってもらう「船員体験インターンシップ」を7月に初めて実施したと発表した。

インターンシップに参加したのは、山口県立大津緑洋高校海洋技術科の生徒2人と島根県立浜田水産高校専攻科の生徒1人の計3人。それぞれ7月9日、30日から5日間、タグボート船内に寝泊まりしながら、船員の仕事を体験した。

初日に造船工場など常石グループ各社の施設を見学し、インターンシップに必要な安全教育を受け、常石港でタグボート「うつみ」に乗船した。2日目からは甲板部、機関部それぞれの職場で係留作業や機関の稼働準備など基本的な業務のほか、食料の買い出しや調理も経験し、船員の仕事や船内での生活についての理解を深めた。

参加した学生からは、「タグボートの役割や能力を知ることができた」「巨大船の入出港に欠かせない、やりがいのある仕事だと感じた」「タグボートの船員になりたいと思った」などの声が寄せられた。