住友3M、半自動のパレットストレッチ包装機を発売

荷主住友スリーエムは23日、半自動のパレットストレッチ包装機「3Mストレッチャブル包装システムST1000」の発売を開始したと発表した。

新製品は、ラッピング材として3M製専用ストレッチャブルテープを利用する半自動のパレットストレッチ包装機で、ストレッチフィルムを利用する場合と比較して高い通気性を確保でき、最大95％の廃棄物を削減可能。

通気性が必要とされる果物を輸出する荷主企業、サプライチェーン内での廃棄物の容量削減を目指す企業など、海外では既に多くの採用実績がある。

段積みの高さやパレット寸法などに応じた巻き付けパターンをあらかじめ10種類記憶でき、これらの中から選択、包装することで輸送時の荷物の安定性を高める。

ターンテーブルは自動的に回転スピードを調整し、結束終了後は自動的にスタートポジションに戻る機構を採用した。

富士工業（大阪市）が国内の総販売代理店として取り扱う。本体のメーカー希望小売価格は388万8500円（税込）。