ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

9月主要コンテナ航路、北米往航9.3%増

2018年10月25日 (木)

調査・データ日本海事センターが25日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(9月)が154万2450TEUで前年同月に比べて9.3%増となった。累計では5.2%増で過去最高を記録した。9月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は40.2%増となる1TEUあたり2860ドルで4か月連続のプラス。

復航(7月)は52万7199TEUで4.5%増となり、5か月連続プラス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は5.4%増の780ドルで3か月連続のプラスだった。

欧州航路(8月)は往航が138万3636TEUで2.4%減となり4か月連続のマイナス。1-8月累計では統計開始以来最高となった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は5.2%増の1210ドルで7か月ぶりのマイナス。復航は58万8248TEUで8%減となり2か月連続のマイナス。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は16.7%減となる900ドルで6か月連続のマイナス。

日中航路(8月)は、往航が重量ベースで96万1075トン(前年並み)、金額ベースでは7313億円(9%増)で6か月連続のプラスとなった。運賃(横浜-上海間)は380ドルで前年並み。復航は重量ベースで177万4585トン(3.2%減)、金額ベースでは5.8%増の1兆1257億円で5か月連続のプラス。運賃は前年並みの630ドル。

アジア域内航路(8月、日中韓台香+ASEAN)は368万800TEU(1.9%増)で5か月連続のプラス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は5.8%減の733ドルで6か月連続のマイナスとなった。なお、アジア域内航路を取りまとめているIADAが2018年2月末をもって休止した。