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9月の外食市場売上、3%増加

2018年10月26日 (金)

調査・データ日本フードサービス協会が25日発表した9月の外食産業市場動向調査結果によると、外食全体の売上は3%増(前年同月比)と25か月連続で増加したことがわかった。

北海道胆振東部地震や2度の台風上陸など自然災害に見舞われ、休業や営業短縮を余儀なくされた店舗が少なくなかった。特に近畿や首都圏の交通機関の計画運休により大消費地の客足にも影響したが、前年より土日祝日数が2日多い曜日周りから、全体の客数は0.2%増とわずかだが前年を上回った。

売上は、価格改定や各社のキャンペーン、季節メニューの訴求などにより客単価の上昇が続いており、3%増と25か月連続して前年を上回った。

ファーストフード業態の売上高は、「洋風」が4.3%増、「和風」6.1%増、「麺類」0.2%減、「持ち帰り米飯・回転寿司」2.7%増、「その他」8.2%増となり、業態全体では4.1%増となった。

ファミリーレストラン業態は「洋風」2.4%増、「和風」0.3%増、「中華」4.4%増、「焼き肉」6.5%増で、全体では2.8%増加した。「パブ・居酒屋」業態は「パブ・ビアホール」4.7%減、「居酒屋」2.5%減となり全体では3%減少。ディナーレストラン業態は2.7%増、喫茶業態は2%減、「その他」は4.2%増となった。