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大阪港の6月取扱貨物量、1.2%減

2018年11月15日 (木)

調査・データ大阪市は15日、大阪港の6月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は689万トンで前年同月に比べて1.2%減少した。このうち外貿貨物は293万トン(2.4%増)、内貿貨物は396万トン(3.7%減)となった。

入港隻数は1911隻(5.4%減)、総トン数は914万総トン(1.2%増)となり、このうち外航フルコンテナ船は299隻(4.9%増)、内航フェリー船は146隻(0.7%減)だった。

外貿貨物のうち、輸出は86万トン(5%増)となり、その他製造工業品(87.1%減)や再利用資材(8.6%減)は減少したものの、台湾、マレーシアの取り扱いが増加した鋼材(9.2%%増)や、中国、中国(香港)の取り扱いが増加した染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(13.7%増)などの増により、3か月連続の増加となった。

輸入については、207万トン(1.4%増)となり、石炭 (98.7%減)や鉄鋼(40.9%減)は減少したものの、中国の取扱いが増加した電気機械(8.3%増)や、中国の取扱いが増加した産業機械(18%増)などの増により、3か月連続の増加。

外貿コンテナ貨物については、輸出が73万トン(3.4%増)と3ヶ月連続の増加、輸入が189万トン(2.2%増)と3ヶ月連続の増加となり、月間取扱量は263万トン(2.6%増)であった。コンテナ個数は、輸出が7万7千TEU(5.6%減)、輸入が9万1千TEU(1.9%増)で月間取扱個数は17万TEU(1.7%減)となり、2か月ぶりに減少した。

内貿貨物については、移出が179万トン(1.4%増)と5か月ぶりの増加、移入が217万トン(7.6%減)と5か月連続の減少となった。内貿フェリー貨物は264万トン(1.1%増)で5か月ぶりの増加となり、内航フェリーの乗降人員は6万2000人(3.3%増)だった。