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三菱地所「ロジクロス名古屋笠寺」竣工、延床2.4万坪

2019年2月4日 (月)

拠点・施設三菱地所は4日、名古屋市南区で地上4階建て・延床面積8万600平方メートルのマルチテナント型物流施設「ロジクロス名古屋笠寺」が1月31日に竣工したと発表した。同日、竣工式を行った。

同社の単独開発ブランド「ロジクロス」シリーズの中部エリア初物件となるロジクロス名古屋笠寺は、2路線の駅から徒歩圏内に位置し、雇用を確保しやすい立地が特徴。国道1・23・247号線といった主要一般道のほか、名古屋高速3号大高線・4号東海線へも接続しやすいため、名古屋市内向け配送や中部エリアの広域配送拠点に適している。

▲ロジクロス名古屋笠寺

建物は延床面積8万平方メートルを超える大型施設で、ランプウェイを設けて各階の倉庫区画へ接車可能。床荷重1.5トン(1平方メートルあたり)、梁下天井有効高5.5メートル以上、柱スパン10メートル以上、全館LED対応と汎用性が高い。

1階には商談スペースとしても利用できる休憩室を2か所設け、働きやすい環境づくりに配慮。非常用発電機の設置や従業員用の防災備蓄倉庫の設置など、BCPサポート機能を備え、「大津波警報」が発生した場合に近隣住民が一時避難できる「津波避難ビル」の指定を受ける方針。

■ロジクロス名古屋笠寺の概要
所在地:名古屋市南区東又兵ヱ町1-57-2
敷地面積:3万3200平方メートル(1万50坪)
延床面積:8万600平方メートル(2万4400坪)
規模・構造:地上4階建て・S造
用途:マルチテナント型物流施設(複数テナントによる分割利用可)
着工:2017年9月1日
竣工:2019年1月31日
設計・施工:矢作建設工業