18年12月の内航船舶輸送量0.5％増、国交省調べ

ロジスティクス国土交通省が18日公表した2018年12月の内航船舶輸送統計月報によると、総輸送量が3126万トンで前年同月に比べて0.5％増となった。

トンキロベースは158億9400万トンキロで1.7％増加、コンテナ・シャーシ扱いの輸送量は、コンテナが177万1000トン、シャーシが39万5000トンだった。

主要10品目は、トンベースで砂利・砂・石材が27％増、石灰石3.2％減、セメント4.6％増、鉄鋼9.3％減、石炭4.5％増、原油18.6％増、重油14.2％減、揮発油4.9％減、その他の石油・石油製品7.2％減、化学薬品16.7％減。

トンキロベースでは、砂利・砂・石材33.2％増、石灰石0.4％減、セメント9.1％増、鉄鋼14％減、石炭1.4％増、原油22.8％増、重油11.5％減、揮発油6.7％減、その他の石油・石油製品13.2％減、化学薬品10.9％減だった。

燃料消費量の合計は、2億778万2000リットルで1.8％増加。航海距離は1342万5000キロメートルで2.8％減少した。輸送効率では、内航船舶の合計が41.5％で、用途別にみると貨物船41.6％、油送船41.3％だった。