ロジスティクス東海運が13日発表した2019年3月期連結決算は、売上高が2.5%増(前期比)の419億7600万円となったものの、海運事業の減収が響き、営業利益は15.5%減の6億5200万円と増収減益。
物流事業は鉄鋼製品、鉄骨製品など建材関連貨物をカーフェリーで輸送する取り扱いが増え、中国・東南アジアからの輸入を中心とした家具、建設部材、ゴム製品、一般機械なども伸びたことで増収増益となった。
一方、海運事業は外航船部門で定期用船1隻の契約終了が影響し、内航でも燃料費の上昇に伴う輸送コストの増加がダメージとなって8.7%の減収、部門利益も25.5%減と伸び悩んだ。
今期は売上高433億8100万円(3.3%増)、営業利益7億3400万円(12.6%増)、最終利益4億7600万円(46.2%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 41,976 [2.5%] | 31,745 [3%] | 20,535 [2.8%] | 10,039 [3.6%] |
営業利益 | 652 [-15.5%] | 578 [-9.6%] | 269 [-22%] | 47 [-47.7%] |
最終利益 | 325 [-40.8%] | 403 [-23.3%] | 169 [-9.1%] | -4 [ - ] |
売上高営業利益率 | 1.6% | 1.8% | 1.3% | 0.5% |