ロジスティクス日本ロジテムが15日に発表した2019年3月期連結決算は、通販系荷主との取引が拡大し、運賃改定効果と保管量の増加が寄与し、売上高が前期比8.3%増の493億9500万円、営業利益が2.3倍増の4億1500万円となった。最終利益は「収益性の低下した事業所」で減損処理を行い、特別損失を計上したことで59%減の7900万円にとどまった。
売上の43.9%を占める貨物自動車運送事業部門は、営業拡大が進んで新たな配送エリアを受託し、輸送量が増加。料金改定や自社車両の稼働率を高める取り組みが成果を上げ、増収増益となった。
今期は売上高525億円(6.3%増)、営業利益8億円(92.5%増)、最終利益2億5000万円(3.1倍増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 49,395 [8.3%] | 36,842 [8.8%] | 23,966 [9.2%] | 11,698 [7.3%] |
営業利益 | 415 [130.5%] | 247 [68%] | -17 [ - ] | -96 [ - ] |
最終利益 | 79 [-58.8%] | 116 [-28.3%] | -49 [ - ] | -81 [ - ] |
売上高営業利益率 | 0.8% | 0.7% | -0.1% | -0.8% |