大型ショベルカー窃盗事件の情報提供依頼、福岡県警

事件・事故福岡県トラック協会は19日、2018年から福岡・佐賀・熊本県内で多発している建設機械窃盗事件について福岡県警からの情報提供依頼をホームページに掲載した。2018年7月31日から8月1日にかけて、佐賀市富士町から福岡県飯塚市内に大型ショベルカーを搬送した人を探しているという。

取材に対し福岡県警早良署は、「犯人グループはすでに逮捕し、ショベルカーが盗品であることを隠して電話で搬送を依頼していたことがわかっている。意図を知らずに搬送したことで罪に問われることはなく、犯行の詳細と余罪を調べて盗品を被害者のもとに返すために協力してほしい」と話している。犯人グループは日本人とスリランカ人など複数人で、搬送の依頼者は日本人ではない可能性もあるという。

盗まれた大型ショベルカーは重量11.7トンのコマツ製「PC-120」で車体は黄色。福岡県飯塚市内から早良区に運ばれ、千葉県に輸送されたことがこれまでの調べでわかっており、スリランカに輸出された可能性が高いという。

▲盗まれたショベルカーの写真（出所：福岡県警の情報提供依頼）