産業・一般イオンは10日、岡山県を中心にドラッグストアなど94店舗を展開するザグザグ(岡山市中区)と業務・資本提携することで合意したと発表した。
イオンは中国エリアで、ドラッグ事業で圧倒的な事業基盤を持つザグザグと国内8社の有力ドラッグストア・調剤薬局企業とともに「ハピコム」を形成することで合意し、業務・資本提携に至った。
これにより、ナショナルブランド商品の共同仕入、什器・資材・備品などの共同調達を進めるほか、イオンからザグザグへのイオンのブランド「トップバリュ」商品の供給、ザグザグによるイオンの物流網と従業員、役員向け教育プログラムの利用――などに取り組む。
資本提携では、イオンがザグザグの株式を取得して議決権比率を15%とし、ザグザグへ非常勤取締役1人を派遣する。
ザグザグは現在、岡山県を中心に94店舗のドラッグストア、調剤薬局を展開しており、地元ドラッグストア業界ではトップシェアを持つ。