川崎汽船､JMUと鉄鋼･石炭輸送船の建造契約締結

ロジスティクス川崎汽船は6日、全長300メートル、21万重量トンのケープサイズ型ばら積み船の建造契約をジャパンマリンユナイテッドと締結したことを発表した。

船体には、JFEスチールが開発した石炭カーゴホールド耐食鋼を使用し、耐食性を向上させているほか、2020年1月から施行されるSOx（硫黄酸化物）排出規制に対応するため、SOxスクラバーを搭載。各種最新設備を設置したことによる船内空間の減少と重量増にもかかわらず、載貨重量の増加と燃費低減を両立させている。

竣工後はJFEスチール向けに長期連続航海に投入され、鉄鉱石、石炭輸送に従事する。