ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

凸版印刷、米国でインレット工場を竣工

2012年8月3日 (金)

拠点・施設凸版印刷は2日、米国テキサス州・ラウンドロックにICチップとアンテナを実装したインレットを製造する新工場を竣工、今月上旬から本格的な生産を開始すると発表した。

 

新工場では、凸版印刷がこれまで培ってきた製造ノウハウをもとに、インレットの製造から検査、梱包までの工程管理を全自動でできる一貫ラインを構築し、大量生産と省人化を実現した。

 

さらに、セキュリティ商材の製造に必要となる国際セキュリティ評価基準「ISO/IEC15408EAL4+」に準拠したセキュリティ体制を完備した。

 

凸版印刷は、2005年には米国国防総省のIDカード発行用に「CP400-Ⅱ」を納入するなど、いち早くICカードの将来性を見据えIDカードビジネスの実績を積んできた。

 

米国では、クレジットカードや身分証明書などのセキュリティ強化のため、カードのIC化が進み、需要拡大が見込まれる米国市場でのIDカードなどのセキュリティ製品に対応するため、新工場を設立した。