M&Aゼンリンデータコムは21日、オンラインマーケットプレイス事業を手掛けるみんなのマーケット(東京都品川区)と業務・資本提携した、と発表した。
みんなのマーケットは、ハウスクリーニング、家の修理、不用品回収、引越し――などの生活関連サービスを手掛ける業者(出店者)と、その利用者をつなげる「くらしのマーケット」を運営しており、ゼンリンデータコムは、ゼンリンの住宅地図情報と位置情報を活用する技術を持っている。両社は「現時点で具体的に決定していることはない」としているが、みんなのマーケットは、「新カテゴリーの開発、出店者にとっての機能性とユーザー体験の向上、マーケティングの高度化など」に取り組むことを明らかにしている。
ゼンリンデータコムは、2019年12月6日付でみんなのマーケットが実施した総額40億円の第三者割当増資の一部を引き受けている。