財務・人事渋沢倉庫が7日発表した、2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比5.9%増の194億7000万円、営業利益が同32.6%増の12億6300万円、最終利益が90.5%増の16億2900万円と増収増益だった。
主力の物流事業は、売上高が6.2%増の180億1300万円、営業利益は36.9%増の9億8800万円。前期に取り扱いを開始した飲料業務が寄与したことに加え、工場内物流請負業務が好調に推移したほか、神戸市と大阪・茨木市の新設危険品倉庫が稼働を開始したことにより、倉庫業務、陸上運送業務の取り扱いが増加した。
セグメント売上高は、倉庫業務が11%増、陸上運送業務が8.3%増と増収だった一方、港湾運送業務が2.3%減、国際輸送業務が6.9%減と低調に終わった。
通期業績は、売上高が前年比6.2%増の780億円、営業利益が同10%増の47億円、最終利益が10%増の41億円と増収増益を予想する。
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