ロジスティクス川崎汽船は21日、日本船主協会が解撤幹事会を中心に取り組むグリーンシップリサイクル推進活動が日本船舶海洋工学会の「社会貢献賞」を受賞したと発表した。
この活動は、解撤幹事会が官民労使と一体となって安全や環境に配慮した「グリーンでクリーンなシップリサイクル」を推進してきたもの。
解撤幹事会は、10年以上前から主要シップリサイクル国関係者にリサイクルヤードの改善を継続的に働きかけてきたほか、船主国政府や船主団体に「シップリサイクル条約」の批准を呼びかけ、「安全・環境に配慮したシップリサイクル」の国際的な実現につながった経緯がある。
今回の受賞は、条約発効の必要性を国際セミナーや諸政府間会合で訴求してきた活動が評価された。