ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱化学、リチウムイオン二次電池用負極材の製造能力増強

2010年9月8日 (水)

拠点・施設三菱化学は8日、坂出事業所(香川県坂出市)でのリチウムイオン二次電池用負極材の製造能力増強を決めた。同社は現在、坂出事業所に年産3000トンの負極材製造設備を保有しており、2010年12月に2000トンの製造能力を増強するが、需要拡大に対応するため、製造能力をさらに2000トン増強して年産7000トンとする。投資金額は約10億円で、増強工事は11年5月に完了する。

 

同社では「リチウムイオン二次電池の主要4材料(電解液・負極材・正極材・セパレータ)すべてを取扱う世界唯一の企業として、顧客ニーズに合った最適な組合せを提案してゆくとともに、安定した品質と供給体制を整え、電池材料ビジネスのさらなる拡大に努めていく」としている。