行政・団体国土交通省は、2020年代の新しい総合物流施策大綱を策定するため、9月11日に2回目の有識者検討会を開催する。
前回7月16日の初会合では、事務局側が「今後検討が必要な重要課題の例」として、「新しい生活様式」に対応した社会・経済活動が求められることを提起。ウィズ・ポストコロナ時代の物流に進化するために、産官学の当事者がそれぞれ「どのような役割を担っていくべきか」と、検討の方向性を示した。
また、AIやロボット、自動運転などの最新技術を人手不足の解決策として捉える考え方が示されている。
9月11日の第2回会合では、初会合に続き有識者によるプレゼンテーションが行われ、今後は10月の第4回までプレゼンテーションを行い、同月の第5回で論点整理、11月の第6回で提言に盛り込む事項の検討、11月~12月の第7回で提言のとりまとめを行う。