商船三井、企業理念・ビジョンなど改定

環境・CSR商船三井は4月1日、同社グループの企業理念、長期ビジョン、価値観・行動規範を20年ぶりに改定した。同社によれば、脱炭素化などの環境意識の高まりなどを受け、輸送にとどまらない事業領域への拡大や、それに伴う価値観の変化を反映したもので、さらなる成長に向けて、グループの存在意義を再確認したという。

企業理念については「青い海から人々の毎日を支え、豊かな未来をひらきます」に変更。グループビジョンは「海運業を中心にさまざまな社会インフラ事業を展開し、環境保全を始めとした変化する社会のニーズに技術とサービスの進化で挑む。商船三井は全てのステークホルダーに新たな価値を届け、グローバルに成長する強くしなやかな企業グループを目指します」とした。

また、商船三井グループの価値観・行動規範を示す「MOL CHART」（MOLチャート）を「MOL CHART“S”」に改定。これまでは「Challenge」（挑戦）、「Honesty」（正直さ）、「Accountability」（説明責任）、「Reliability」（信頼性）、「Teamwork」（チームワーク）の頭文字を取って「CHART」としていたが、「Reliability」において取り組んでいた「Safety」（安全）を独立させたという。

（出所：商船三井）