ECハイ・ロボティクス(中国)は24日、ルーマニア・ブカレスト近郊にあるLPPロジスティクス(ポーランド)の新たなEC(電子商取引)向けフルフィルメントセンターで、自動倉庫システム「HaiPick System 3」の導入事例を公表した。
LPPロジスティクスは、中央ヨーロッパのファッション小売大手LPPグループの物流業務を管理する企業で、ルーマニア、ブルガリア、セルビア、ギリシャ、ハンガリー向けのEC物流を担う。今回の導入では、自動ケースハンドリングロボット(ACR)278台と自律搬送ロボット(AMR)670台の計948台を導入し、東南ヨーロッパで拡大するeコマース事業のフルフィルメント能力を拡張した。
システムは62万5000カ所以上の保管ロケーションを備え、衣料品やアクセサリー最大750万点を収容できる。処理能力は1時間あたり9400個以上のトートに対応し、導入は6か月未満で完了した。
ハイ・ロボティクスによると、HaiPick System 3はロボットとソフトウエアを組み合わせた自動保管・検索システムで、需要変動に応じた柔軟な倉庫運営を可能にする。LPPロジスティクスでは、事業拡大に合わせて拡張可能なフルフィルメントプラットフォームを構築し、オムニチャネル物流への対応力向上を図る。
ハイ・ロボティクスは2016年設立で、EC、小売、医療、製造、3PLなど幅広い分野に自動倉庫ソリューションを提供している。現在は40以上の国・地域でプロジェクトを展開しており、今回の導入事例では、大規模ロボット導入によるフルフィルメントシステムの構成や運用内容を紹介している。

▲自動倉庫システム「HaiPick System 3」(出所:Hai Robotics)
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