M&AUmiosは27日、完全子会社の大洋エーアンドエフ(東京都港区)が手がける養殖事業と加工食品事業を、10月1日付で会社分割により承継すると発表した。事業の統合により、販売や生産面での相乗効果を図る。
養殖事業ではクロマグロを生産しており、Umiosの既存事業と統合することで、両社の商品特性を生かした販売戦略を展開する。人材の流動性向上や業務運営フローの統一、飼育技術やノウハウの融合を通じて、生産効率の改善も進める。
加工食品事業は、冷凍野菜を扱う農産事業に加え、野菜・水産エキスや鮭フレークなどの乾燥食品を製造・販売している。承継後はUmiosグループの海外販売網や生産拠点を活用し、現在は国内中心の製品群についてグローバルな販売拡大を図る。
2026年3月期の対象事業の売上高は、養殖事業が77億7700万円、加工食品事業が45億6200万円だった。承継する資産は養殖事業が97億3800万円、加工食品事業が9億200万円で、負債はそれぞれ70億2300万円、5億5400万円となる。
大洋エーアンドエフは会社分割後、漁業事業に経営資源を重点配分する。新造船の投入による操業効率の向上や、資源管理に基づく持続可能な事業運営体制の強化を進め、水産タンパク質の安定供給力を高める。Umiosグループは、「持続可能なタンパク質の提供」の実現に向け、グローバル市場での競争力強化と企業価値の向上を目指す。
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