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ZMP、開発用ロボカー提供でレンタル方式追加

2021年4月21日 (水)

▲ロボカー 1/10X(出所:ZMP)

サービス・商品ZMPは21日、自動運転やAI技術開発用に実車の10分の1サイズで昨年12月に発売したロボットカー「ロボカー1/10X」の提供方法にレンタルを追加した。

ロボカー1/10XはNVIDIA(エヌビディア)製の開発者キットを採用し、ロボット用オープンソースソフトウェア「ROS」(ロボットオペレーティングシステム)に対応したロボットカーで、発売以来、自動運転やAI技術の開発、研修・教育用途で自動車、部品メーカー、大学などの研究教育機関が利用しており、より手軽に利用したいニーズに対応するため、月額15万円(税別)のレンタル方式で提供することにした。

ロボカー1/10Xは、前方単眼カメラ、前後にLiDAR(ライダー)、加速度・ジャイロセンサ、エンコーダーを搭載。NVIDIA社GPUを搭載した開発者キットを載せ、センサー類の情報取得、速度・操舵角制御、通信などのライブラリを含むなど、豊富なツール群が準備されている。

(出所:ZMP)

開発者キット上でディープラーニングを行い、ROSを通じて自己位置推定と環境地図作成を同時に行うSLAMも使用可能。ジョイスティックコントローラ、制御用・駆動用バッテリー充電器が付属する。購入の場合は通常販売価格180万円(税別)、アカデミック価格144万円となっている。レンタルは1か月から対応する。