ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ナビタイム検索連携ツールが多地点巡回に対応

2021年4月26日 (月)

サービス・商品ナビタイムジャパンは26日、法人向けに提供している地図・ルート検索API「ナビタイムAPI」で、車ルート検索用「多地点巡回ルート検索」機能の提供を開始する。

このサービスは、複数の移動手段を組み合わせたルート検索のできる「ナビタイム」のほか、ナビタイムジャパンが個人向けサービスで提供する地図表示やルート検索などの機能をAPI形式で法人向けに提供するもので、顧客の業務システムやウェブサイト、スマートフォン向けアプリなどに容易に組み込むことができる。

新たに提供を開始した多地点巡回ルート検索は、多数の地点に々な条件を付与した複雑な巡回ルート検索に特化したAPIで、最大で150地点を経由地として設定することにより、これらを効率よく巡回するルートを検索できる。すべての地点への到着希望時間、滞在時間、横づけなどの詳細条件の設定に対応している。

多数の地点にさまざまな条件を付与したルート検索は、計算量が多く処理に時間を要する場合があるが、同社のAPIではリクエストをルート検索の要求と、結果取得の2つに分けて非同期で処理することで、多地点かつ情報量の多いルート検索でもタイムアウトせずに処理できるようになった。

同社は「物流量の増加やドライバー不足により、最適で迅速な配車計画や配送の効率化が求められる中、配達時間を考慮したより正確な巡回ルート計算を行うことで、配送計画策定にかかる時間の削減、ドライバーの移動時間の最適化による労働時間の改善、人手不足の解消など、顧客の業務効率化・最適化に貢献していく」としている。