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フェリー用いたシャーシ輸送拡大に活用

エア・ウォーター物流、苫小牧の物流センターが完成

2021年5月14日 (金)

ロジスティクスエア・ウォーターは14日、物流子会社のエア・ウォーター物流(札幌市豊平区)が北海道苫小牧市で昨年9月から建設していた物流センターが完成し、同日から稼働したと発表した。投資額は用地取得費用を含めて28億円。

エア・ウォーター物流は、北海道を中心に全国の拠点を結ぶ輸送網を構築し、北海道と本州を結ぶ海上輸送を利用した往復のシャーシ輸送などで幅広い貨物を取り扱っている。

新拠点は、エア・ウォーターがより競争力のある物流サービスの拡充を目指し、北海道と本州を結ぶフェリー航路の主要港である苫小牧に物流センターを新設したもので、今後は道内各地から集荷した貨物を保管し、行先に応じて小・中ロット貨物の積み合わせを行う共同センターとしての機能を担う。

また、本州側の主要港である茨城県大洗町に近い北関東物流センターを相互活用することで、フェリー航路の荷扱量を拡大するとともに、発着本数のバランス化など輸送業務の効率化を進める。

■エア・ウォーター物流苫小牧物流センターの概要
所在地:北海道苫小牧市ウトナイ北8丁目952
敷地面積:4万9000平方メートル(1万5000坪)
倉庫棟の延床面積:2000坪
構造:鉄骨造平屋建て
設備:給油所、車両整備場、車庫など

エア・ウォーター、苫小牧で5万m2物流センター着工