物流標準化へ官民懇談会設置、6月17日初会合

ロジスティクス国土交通省、経済産業省、農林水産省は5月31日、物流の生産性向上に向けて物流の標準化について議論・検討するための産官学による懇談会を設置し、6月17日に初会合を開くと発表した。

デジタル技術の社会実装が急速に進みつつある中、物流に対する関係者の危機感や機運の高まりとともに「時機を逸せず集中的に物流産業での標準化を推進」するため、物流標準化の現状と今後の対応の方向性について、関係者が集まり議論・検討する場を設ける。

民間側のメンバーには経済団体や業界団体のほか、荒木秀夫SGホールディングス社長、神宮司孝日立物流副社長、長尾裕ヤマトホールディングス社長らが名を連ねた。初会合は新型コロナウイルスの感染予防に配慮し、オンラインツールを利用してリモート開催とする。