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現代自動車、再生可能エネ推進で「RE100」加盟へ

2021年7月7日 (水)

国際現代自動車グループはこのほど、現代自動車や起亜自動車などの主要企業5社が、今月中に「RE100」への加盟を申請すると発表した。クライメイト・グループが主導する、再生可能エネルギー利用率100%化への国際的な取り組みの「RE100」に加盟することで、300社のグローバル企業と協力して、カーボンニュートラルに関する取り組みを推進するという。

同社グループの5社は2040年から50年にかけて、製造過程などにおける再生可能エネルギー100%化を実現する考え。その他のグループ関連会社もRE100の趣旨に賛同し、再生可能エネルギーの利用拡大を目指す。具体的にはソーラーパネルによる自家発電や、風力・太陽光発電事業者からの電力購入などを検討し、既存のエネルギー使用量削減に向けた取り組みも拡大する。

RE100は「Renewable Energy 100 Percent」(再生エネルギー100%)の略称で、100%再生可能エネルギーに注力する有力企業からなるクライメイト・グループが主導する国際的イニシアチブ。メンバーになるためには、電力使用量が大きい企業であることが条件で、参加から1年以内に、中長期の再生可能エネルギー電力確保計画を提出することが求められている。