米グッドイヤー、自律型トラック開発企業と連携

国際米タイヤ大手のグッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーは23日、自動運転トラック技術を開発する米プラスとの戦略的コラボレーションを発表した。最適化された自律型トラックソリューションの開発を推進する狙い。世界のロジスティクス業界で、自律走行機能を持つトラックの本格的な普及を予感させる動きが広がってきた。

両社のコラボレーションにより、グッドイヤーがタイヤ製品の開発で培った天候や道路状況に適応した車両走行ノウハウを、プラスも自律走行トラック開発につなげることで、二酸化炭素排出削減や燃費向上につなげる。

プラスは、すでに自動運転ソリューションPlusDriveを顧客に展開しており、2021年秋にもその機能を搭載したトラック生産を開始する予定。今回の「コラボレーションも契機として、自治流走行トラックの全体的な性能をさらに高めていく。グッドイヤーは、こうした自律運転技術の進化に貢献するとともに、高機能タイヤ開発にも応用していく。

出所：The Goodyear Tire & Rubber Company