ギオン、｢さがみはらSDGsパートナー｣に登録

環境・CSR総合物流企業のギオン（相模原市中央区）は3日、同市が推進する「さがみはらSDGsパートナー」に登録されたと発表した。環境対応車やエコ素材の制服の導入や地元での清掃活動、芸術・スポーツ分野の大学生向け奨学金事業などの取り組みが評価された。地域に根ざした物流企業として、SDGsに注力する企業姿勢を前面に出すことで企業価値向上につなげる狙いだ。

さがみはらSDGsパートナーは、一人ひとりの行動変容を促し、SDGsの目指す「誰一人取り残さない」持続可能な社会を実現するために、連携して普及啓発に取り組むことを目的とする。

ギオンは、営業所への太陽光パネル設置や社内照明のLED化、ハイブリット車や水素燃料電池車の活用など、省エネや再生可能エネルギーの導入促進に取り組む。グリーン公共調達法の「植物由来合成繊維」基準に適合した素材の制服も採用するほか、同市南橋本地地区での清掃活動も実施するなど、多角的な環境活動を展開する。

ギオン芸術スポーツ振興財団にて芸術・スポーツ分野の大学生に向けて奨学金事業も実施するほか、特別支援学校と連携した障がい者の正社員雇用も推進するなど、広くSDGsの精神に合った広範な取り組みも評価された。