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ベイルート港、1億ドル投じ荷役能力を倍増

2026年9月14日 (月)

国際CMA CGM(フランス)とレバノンのベイルート港当局は11日、ベイルート港でコンテナターミナルの拡張事業に着手したと発表した。投資額は1億ドルで、年間取扱能力を現在の120万TEUから280万TEUへ引き上げる。ヤード面積も45ヘクタールから80ヘクタールへ拡張し、工期は18か月を見込む。

拡張では、フィーダー船向けの新岸壁を整備し、移動式クレーン2基を導入する。税関検査区域を新設してX線検査装置2基を設置するほか、トラックなどの交通混雑を抑えるため駐車・待機スペースや重量物輸送用の橋を整備する。荷役設備にはハイブリッド機器や省エネルギー型設備を導入し、コンテナ蔵置エリアの配置最適化やゲートの自動化も進める。

(出所:CMA CGM)

ベイルート港のコンテナターミナルは現在、年間の最大取扱能力に近い水準で稼働しているという。CMA CGM傘下のCMAターミナルは、国際入札を経て2022年3月から10年間の契約で同ターミナルの管理、運営、保守を担っている。今回の拡張ではCMA CGMが資金調達や計画、工事の発注・監督などを担う。

同港は東地中海に位置し、レバノンの主要な国際物流拠点となっている。取扱能力の大幅な引き上げに加え、岸壁や検査、ヤード、ゲートまで一体的に更新することで、船舶や貨物の待機時間短縮と港内の処理効率向上を図る。

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