荷主スマート・ロジスティクス・グローバル(香港)は10日、全額出資子会社の徐州嘉賓サプライチェーンを通じ、ベトナムからアルミスクラップ原料を初輸入したと発表した。あわせて海外の資源供給事業者と長期供給契約を締結し、非鉄金属の越境取引事業に参入した。
同社は2026年1月、中国・江蘇省に徐州嘉賓サプライチェーンセンターを設置。江西省の福州嘉賓現代物流園と合わせて南北2拠点の物流網を構築し、倉庫、トラック輸送、自社開発のTMS(輸配送管理システム)を組み合わせて工業原料の物流を手がけている。今回の取引では、この物流基盤を非鉄金属の調達や保管、輸送にも活用する。
同社はベトナム以外でも海外調達先の開拓を進め、中国国内の再生金属原料需要を取り込む考え。物流基盤と商流を組み合わせることで、非鉄金属取引で生じる貨物を既存の輸送・倉庫網に取り込み、設備稼働率の向上につなげるとしている。
非鉄金属取引では、将来的に年間10万トン程度の取扱量を目標としているが、現時点の実績ではなく中長期の計画値としている。同社は今後、上流の資源調達先との提携や関連企業の買収も検討する方針だ。
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