拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は14日、岩手県金ケ崎町の物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」に、イオングローバルSCM(千葉市美浜区)が入居したと発表した。賃借面積は3万8800平方メートルで、施設の賃貸可能面積の75%に相当する。北東北エリアの在庫拠点と岩手県内への配送拠点として活用する。
同施設は東北自動車道・北上金ヶ崎インターチェンジに隣接し、南北方向の東北道と国道4号、東西方向の秋田自動車道、釜石自動車道を利用しやすい。盛岡市まで60分、仙台市と釜石市まで90分、秋田市まで120分程度でアクセスでき、東北全域への広域配送を想定した立地となっている。

▲「プロロジスパーク北上金ケ崎」(出所:プロロジス)
イオングローバルSCMは、配送距離や輸送時間の短縮に加え、物流拠点の分散によるBCP強化を目的に入居を決めた。プロロジスは追加工事を行い、同社が計画する自動ラック倉庫など省人化設備の導入にも対応した。まとまった面積を一拠点で確保できることや、冬季の施設運営を支える管理体制も評価材料となった。
施設は2025年12月に完成し、敷地面積7万8500平方メートル、地上2階建て、延床面積5万5000平方メートル。1、2階を一体利用できるメゾネット型で、高床式トラックバースや屋内車路、屋内トラックバースを備える。降雪地域での運用を想定し、施設側による除雪サービスや雨どいへの融雪ヒーターなどを整備し、冬季でも物流オペレーションを継続しやすい仕様とした。
残る1万3300平方メートルは引き続きテナントを募集し、5000平方メートル程度から分割可能とする。隣接地では特定企業向けのBTS型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎2」の開発も計画している。
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