製造・運転職の平均時給、8月は東日本で増加に

調査・データアイデム（東京都新宿区）が8日発表した、8月のパート・アルバイト募集時平均時給の調査結果によると、「製造関連・ドライバー職」のエリア別の平均時給は、東日本（東京など1都7県）が1073円（前年同月比19円増）、関東4都県（東京・神奈川・埼玉・千葉）が1099円（同26円増）、西日本（大阪など2府5県）が1008円（同9円減）、関西3府県（大阪・兵庫・京都）が1039円（増減なし）となった。

ここ1年間の製造関連・ドライバー職の時給水準は、東日本と関東4都県はおおむね1100円近くで推移。西日本と関西3府県は1000円近くを推移しており、大きな変動は見られない。

関東4都県の製造関連・ドライバー職のうち、最も時給が高かったのは前月に続き「倉庫作業」で1132円。以下は「検品」が1090円、「配送・配達・ドライバー」が1085円、「食品製造作業」が1071円、「梱包」が1041円、「食品製造作業を除く製造作業」が1017円と続いた。

関西3府県でも最も時給が高かったのは、関東4都県と同様、前月に続き「倉庫作業」で1072円だった。次いで「配送・配達・ドライバー」が1052円、「食品製造を除く製造作業」が1048円、「検品」が986円、「食品製造作業」が983円、「梱包」が968円となった。