ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

UPとNS統合で大陸横断鉄道網へ、1万ルート直通化

2026年9月17日 (木)

国際米鉄道大手ユニオン・パシフィック(UP)は15日、ノーフォーク・サザン(NS)との統合によって、貨物の鉄道会社間での引き継ぎを減らし、全米をまたぐ一貫輸送網を構築する方針を明らかにした。既存のインターモーダル輸送1万ルートを単一鉄道会社による輸送に切り替えるほか、新たに7つの主要輸送レーンを設定する。

UPのジム・ベナCEOが、インターモーダル協会(IANA)の展示会で説明した。統合後のネットワークは100港近くと、カナダ、メキシコにつながる10か所の国際ゲートウェイに直接アクセスできるとしている。

▲ジム・ベナCEO(出所:ユニオン・パシフィック)

現在、ペンシルベニア州ハリスバーグからユタ州ソルトレークシティーへ向かうコンテナは、NSがシカゴまで輸送した後、トラックで20マイルを移動し、UPのターミナルへ積み替えている。この鉄道会社間の引き継ぎで輸送に最大36時間が追加される場合があるという。統合後はUPの「Global2」ターミナルを経由してそのまま鉄道輸送を続ける仕組みとし、輸送時間を20―24時間短縮する計画だ。

UPは、鉄道会社間の積み替えやドレージ輸送を減らすことで、輸送時間の安定化や在庫圧縮、機器の稼働率向上につながると説明する。トラック輸送が中心となっている区間から鉄道への貨物転換も狙う。

両社は統合後の需要増に備え、線路やターミナルなどに追加で20億ドルを投資する計画。複線化や待避線の延伸、ターミナル能力の拡張、ゲート設備の更新を進めるほか、3か所のインターモーダル拠点を再開する。UPは2021年以降、インターモーダル関連に12億ドルを投じており、26年も1億ドル規模の投資を進めている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。