大和ライフネクスト、物流施設管理特化部署を新設

拠点・施設大和ハウス工業傘下の大和ライフネクスト（東京都港区）は28日、ファシリティコンサルティング事業本部内に物流施設管理に特化した専門組織「物流施設営業課」を10月1日付で新設する、と発表した。

同社は分譲マンション・賃貸マンション・ビル・商業施設・ホテルなど幅広い建物の維持管理業務を受託し、倉庫・物流施設でもEC市場の拡大に伴う物流施設の面積拡大を背景に管理件数を増やし、8月末時点で159件を受託している。

一方、物流施設のサプライチェーンの重要性が高まるにつれ、BCP対策やESG投資への対応など物流施設を管理するためのノウハウも高度化してきたことから、「維持管理ノウハウの集中によるさらなるサポート力の強化」を目指して、物流施設に特化した専門組織を新設することにした。

今後は例えば「物流施設の照明LED化工事」によって通常業務への影響を最小限に抑えながら課題解決を目指すなど、「1棟1棟異なる顧客の課題に対し、よりスピーディーに、最適なソリューションを提供していく」としている。