鉄道貨物輸送3社、岩手県沖地震受け速度規制

ロジスティクス国土交通省は6日、岩手県沖を震源として同日2時26分頃に発生した地震で、同日9時時点の情報をまとめた。

鉄道貨物輸送では、青い森鉄道、アイジーアールいわて銀河鉄道、JR貨物の3者が速度を規制して運転を継続。道路インフラは、一部の高速道路で実施されていた時速50キロ規制が4時48分に、通行止めや片側交互通行どの規制が敷かれていた国道も9時までにそれぞれ解除された。

このほかの港湾・海事・物流インフラについても被害情報は確認されていない。

ただ、揺れの大きかった青森県階上町では「地盤が脆弱になっている可能性が高い」として雨による土砂災害の危険性が「通常より高まっていると考えられる」ため、土砂災害警戒情報の発表基準を通常の8割に引き下げて運用する。