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DHL、GEヘルスケア向け物流拠点を全国5か所開設

2021年11月25日 (木)

(イメージ)

メディカルDHLサプライチェーン(東京都品川区)は24日、医療機器メーカーのGEヘルスケア・ジャパン(東京都日野市)からの受託業務に対応するため、川崎、札幌、名古屋、大阪、福岡の国内5か所にロジスティクスセンターを開設したと発表した。

DHLはGEヘルスケアの国内におけるサービス提供を支援するために、GEヘルスケアの医療機器やサービスに関連した保守部品の倉庫管理を行う。川崎にある東京中央物流センター(CDC)では、グローバルサービスを支援するとともに、医療従事者が患者に最高の医療を届けることができるよう、配送や各種規制対応、コールセンター業務、輸入、返品管理、需要対応などのサービスを24時間365日体制で提供する。

5000平方メートルの規模を持つ川崎は5拠点のうち最大の拠点。ロボティクスや冷蔵冷凍装置、ハイスペックなシステムの導入にも対応可能な汎用性を備え、年間60万件以上のオーダーを処理できる能力を持つ。5拠点はネットワーク重心分析に基づきそれぞれ戦略的な立地を考慮して選定され、近隣の複数のクリニックや病院へ供給する地域物流センターとして、医療関連の保守部品を要望に応じてGEヘルスケアの顧客へ迅速に届ける体制を整える。