荷主ギアユニットや電気モーターなどを製造販売するNORD DRIVESYSTEMS(ノードドライブシステムズ、ドイツ)は、荷物配送センターに向けて、高効率な駆動技術の訴求を強めている。
電子商取引(EC)の急増で物流現場における物量が膨らむなかで、配送や郵送業界では納期厳守とともに低コストで効率的な業務運営が求められていることが背景にある。総保有コスト(TCO)を抑制する最適なソリューションとして、高いエネルギー効率と使用機種の削減を両立した強みをアピールしている。
自社製品の一例として、特許技術のDuoDriveギアドモーターや省エネな同期モーター、分散設置や制御盤内設置に対応した最新の駆動用電子ユニットなどを挙げる。散型駆動ユニットLogiDriveは効率が高いほか、保守が容易でスペア部品の在庫を大幅に削減できる。
またシステム全体がモジュール設計を採用しているため、個別にメンテナンス可能で点検修理のコストを最小限に抑えることができる。
同社は「郵送・配送分野の顧客に対して、包括的な分析とコンサルティングで支援していく」としている。