
(出所:ナビタイムジャパン)
サービス・商品ナビゲーションアプリ開発のナビタイムジャパン(東京都港区)は4月27日、カーナビアプリ「カーナビタイム」で、全国の高速道路の「渋滞予測カレンダー」の提供を同日始めたと発表した。2か月先までの全国の高速道路の渋滞予測を、カレンダー上で確認できる。
スマートフォンやタブレットで同アプリを起動し、高速道路を選んでカレンダーの日にちをタップすると、上り線と下り線それぞれの1時間ごとの渋滞状況が4色のアイコンで表示される。混雑がオレンジ、渋滞は赤で示される。何時ごろ出発すれば渋滞を避けられるかも、アイコンの色やグラフで視覚的に確認できる。また、選択日から1週間分の混雑予測を時間ごとに比較できる。

(出所:ナビタイムジャパン)
カーナビタイムを使うには使用料が必要だが、渋滞予測カレンダー機能に追加料金はかからない。同社は今後、別のカーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」でも同機能を提供する予定という。
渋滞予測情報は、同社のカーナビアプリ利用者の走行データをもとに、独自開発したアルゴリズムで出している。これまでは、大型連休やお盆の時期に期間限定で主な高速道路について情報提供していたが、通年で全国の高速道路の渋滞予測ができるようにした。