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大韓航空、仁川貨物拠点の搬出能力を1.7倍に

2026年10月21日 (水)

国際大韓航空は21日、仁川国際空港にある貨物ターミナルの大規模改修を9月に完了したと発表した。2025年6月から工事を進めていたもので、貨物ハンドリングを継続しながら設備更新を実施した。昇降式スタッカークレーンの刷新や無人搬送車の導入などを通じ、ターミナル全体の貨物処理能力を従来比で25%以上高める見込みだ。

▲全面更新したETV(出所:大韓航空)

改修では、コンテナやパレットを多層ラックへ搬送するETV(昇降式スタッカークレーン)を全面更新したほか、AGV(無人搬送車)を新たに導入した。上屋作業を介さず貨物をトラックからシップサイドへ直接運ぶバイパス施設も、従来の1ラインから2ラインへ拡張した。

▲新たに導入したAGV

バイパス施設とETVを連携させることで、コンテナ・パレットの搬出能力は1時間当たり18個から30個へ引き上げた。特殊貨物向け施設も拡充し、一般貨物だけでなく、生鮮品や医薬品など温度管理や取り扱い条件の厳しい貨物への対応力も高める。

作業安全面では、大型設備の無人化・自動化を進め、人的作業の削減を図った。あわせて空調設備を設置し、LED照明へ更新するなど、厳冬期を含む作業環境の改善も進めた。

大韓航空は仁川国際空港で10万平方メートルの貨物ターミナルを運営し、ニューヨーク、ロサンゼルス、成田、大阪にも専用ターミナルを持つ。仁川の改修に続き、ニューヨークの貨物ターミナルでも設備更新を進めており、2027年中の完成を目指す。

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