調査・データ国土交通省が6月29日発表した港湾統計速報によると、国内主要6港(東京港、川崎港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港)における4月の外国貿易貨物コンテナの取扱個数は、前年同月比4.9%減の114万5193TEUで、3か月連続の減少となった。内訳は、輸出が同2.9%減の57万9021TEU、輸入が7.0%減の56万6172TEUだった。
港別で見ると、輸出入合計で横浜港が0.7%増の22万468TEUとなったほかは、いずれも前年同月実績を下回った。川崎港が22.7%減の1万229TEUと大きく落ち込んだほか、大阪港が10.3%減の16万548TEU、名古屋港が7.4%減の20万9042TEU、東京港が5.5%減の35万4562TEU、神戸港が1.1%減の19万344TEUだった。
輸出は横浜港が1.8%増で唯一のプラス。輸入は6港ともにマイナスだった。