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日本郵船、船主などパートナーと安全推進会議開催

2022年7月5日 (火)

(イメージ)

ロジスティクス日本郵船は1日、国内外の船主や船舶管理会社と「フリート安全推進会議」をオンラインで開催したと発表した。過去の事故の事例研究など、船の安全運航に係るさまざまなトピックスについて情報を共有。国内外92社の309人がオンラインで参加した。

会議は、日本郵船が実施する安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」(リメンバーナカノセ)の一環。1997年7月に発生したダイヤモンドグレース号による東京湾内での油流出事故を教訓に、国内外の船主や管理会社をはじめとするパートナー企業と、安全運航の重要性を再確認する目的で毎年開催している。

昨年の安全活動のレビューや事故の事例研究、日本郵船の安全への取り組みについて紹介するとともに、新型コロナウイルス禍における船員交代問題や海洋環境保護委員会(MEPC)「第78回セッション」の審議概要、NAV9000(1998年に策定した日本郵船独自の安全運航実現に向けた品質保証活動)の活動など多岐にわたるテーマについて取り上げた。

日本郵船グループにとって、安全とは「絶対に譲れない核心的なもの」であり、ESG経営の根源にあるものと位置付ける。今後も、パートナー企業と一丸となり重大事故ゼロを目指して海上輸送サービスに従事していく。