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「PortX」に物流企業ごとのリードタイム可視化機能

2022年7月6日 (水)

(イメージ)

サービス・商品荷主国際貿易の見積もり査定業務のデジタル化サービスを手がけるJapanFuse(ジャパンフューズ、東京都港区)は5日、貿易コスト削減クラウド「PortX」(ポートエックス)に、大手製造業や総合商社などから要望の高まっている物流企業ごとのリードタイムデータを自動収集する機能を追加したと発表した。

グローバルサプライチェーンを構築している大手製造業・総合商社において、「港から港まで」「売主の戸口から買主の戸口まで」の輸送における貿易コストのデータ化とその管理は貿易業務における重要な業務だ。サプライチェーンの混乱により貿易コストの高騰と沖待ちの急増が起きている現在の市況においては、貿易コストだけでなく今まで暗黙知化されていたリードタイム(トランジットタイム)のリアルタイムでの可視化と管理の重要性が急激に強まり、リードタイムのデータ化の要望が高まっている。

ジャパンフューズは今回のアップデートにより、見積もりの段階からリードタイムと起用キャリアにおける便名の構造化・データ化を実現。入力しなくても自動でデータ化されるようにした。ポートエックスの利用継続により、自社が構築するグローバルサプライチェーンにおける貿易コストとリードタイムのデータベースが構築されることで、リアルタイムでの可視化が可能になる。

同社はポートエックスの機能拡大を契機として、荷主企業の物流統括・サプライチェーンマネジメント部門における業務効率化を支援していく。