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栗林商船1Q、経済回復による輸送増で黒字に|短報

2022年8月12日 (金)

財務・人事栗林商船が12日発表した2023年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比12.2%増の117億6100万円、営業損益が6800万円の黒字(前年同期は4億9900万円の赤字)、経常損益が2億5900万円の黒字(3億1100万円の赤字)、最終損益が1億2400万円の黒字(3億7100万円の赤字)だった。主力の海運事業について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞から回復基調にあるなかで、北海道定期航路は全般に持ち直しの動きがみられ、雑貨や鋼材の輸送量は前年を上回った。しかし車載用半導体や部品の不足で車両輸送が伸び悩み、貨物輸送量は前年を下回った。近海航路は燃料油価格の上昇や近海船の用船料の高騰があったものの、市況は好調を維持した。通期予想は据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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