サービス・商品ReYuu Japan(大阪市北区)は24日、PaXini Tech(中国)が開発するフィジカルAI(人工知能)ロボットを活用し、物流現場で概念実証(POC)を実施する方針を決定したと発表した。
POCでは、実際の物流現場にPaXini製ロボットを導入し、物品の認識、把持、移動、仕分けなどの作業への適合性を検証する。作業時間や処理件数、作業精度、操作性、稼働安定性、作業者の負担軽減効果、安全面や現場運用上の課題、既存設備や業務フローとの適合性、継続利用に向けた導入効果なども確認する予定だ。
現在は候補企業と、実施条件やスケジュール、技術支援体制などについて具体的な協議を進めている。対象作業、実施場所、実施期間、評価方法は、実施先との協議を踏まえて決定する。実施先や契約内容が決まり次第、改めて公表する。
物流現場では、人手不足への対応や作業者の負担軽減、業務効率化に向け、現実空間を認識して判断、動作するフィジカルAIロボットへの期待が高まっている。一方、導入には機器の購入費用に加え、事前検証、設置、設定、運用、保守などの負担が伴う。
同社は、本格導入前に実際の業務環境で効果を確認できるPOCや、初期投資を抑えて必要な期間だけ利用できるレンタル方式が、導入のハードルを下げる選択肢になるとみている。
ReYuu Japanは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのレンタル事業を展開している。今回のPOCを通じて物流現場での実用性を検証し、その結果を踏まえてフィジカルAIロボットを将来的に有償レンタルで提供する可能性も検討する。
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