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豊田織機、ニッケル水素電池増産へ新工場|短報

2022年8月31日 (水)

▲バイポーラ型ニッケル水素電池(出所:豊田自動織機)

拠点・施設豊田自動織機は、愛知県東浦町に車載電池生産工場として石浜工場を新設し、10月からハイブリッド車用バイポーラ型ニッケル水素電池の量産を開始する。新工場は月産2万台の生産能力で稼働し、2021年5月から電池生産を開始した共和工場(愛知県大府市)と合わせ、月産4万台の能力に増強する。生産するニッケル水素電池はトヨタ自動車と共同開発した。集電体と呼ばれる金属部品の片面に正極、もう一方の面に負極を塗ったバイポーラ電極(双極)を複数枚積層させてパックにした革新的なもので、優れた走行性能と環境性能を両立させる。

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