
▲eCanterの次世代モデル(出所:三菱ふそうトラック・バス)
荷主三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は28日、EV(電気自動車)トラック向け充電器の導入・設置サービス提供を9月から始めたと発表した。
サービスは、MFTBCの電気小型トラック「eCanter」(イーキャンター)現行モデルから利用できる。イーキャンターは次世代モデルの発売を2023年春に控えている。EVトラック運用パターンに合わせた最適な充電器の選定から設置工事までワンストップで対応できる体制を整え、EVトラックの導入・運用をサ
ポートする。
MFTBCはサービス提供に際して、充電器の提供パートナーとして日東工業(愛知県長久手市)、ニチコン(京都市中京区)、充電器の設置工事パートナーとしてJM(東京都千代田区)、ミライト・ワン(同江東区)と新たに協業することも明らかにした。
物流業界の脱炭素化を支援する姿勢に賛同したパートナー企業とともに、ユーザーの脱炭素に貢献するソリューション提供に努める。具体的には、MFTBCがユーザーのEVトラックの用途、運用パターンなど要望に合わせ、幅広いラインアップから最適な充電器を紹介する。ユーザーにパートナー企業の製品を使用してもらうことで、設置業者と充電器メーカーの連携が円滑に図ることが可能になり、設置後も充実したアフターサービスを受けてもらう。
同様に、設置工事も協業する2社がスムーズで確実な施工を行い、工事品質の標準化にもつながるとしている。