JR九州とセイノーが連携、新幹線輸送に途中駅も

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国内九州旅客鉄道（JR九州）は25日、昨年開始した九州新幹線を使った荷物輸送サービスについて、途中停車駅から輸送する新たな取り組みを始める。

セイノーホールディングス（HD）と連携し、農水産物が採れる産地3か所をトラックが巡回。鹿児島県の出水市、阿久根市産の朝水揚げ鮮魚や採れたて野菜、果物などを出水駅から博多駅へ届ける。

当面は事前予約制で、法人向けサービスとし、トラックと新幹線による持続可能な新たな物流ネットワーク形成を試験的に実施する。即日輸送に最適な地域の商材が豊富な特徴を踏まえ、最寄り駅から地場産品を積載して関西、アジア圏などへの荷物輸送ネットワークの整備を進める。

当日の数時間以内に届くというサービスの特徴をユーザーに体感してもらうため、博多駅で定期開催されている即売イベントで輸送した食材などを販売する。

JR九州の新幹線を活用した荷物輸送サービス「はやっ！便」は現在、博多駅・熊本駅間、博多駅・鹿児島中央駅間で実施している。

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