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日新2Q決算、海上と航空ともに堅調で増収増益

2022年11月7日 (月)

財務・人事日新が7日発表した2023年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比25.2%増の1075億5700万円、営業利益が113.0%増の76億7500万円、最終利益が147.6%増の58億5200万円だった。物流事業は海上、航空貨物の堅調な輸送需要に支えられたほか、旅行事業は業務渡航の取り扱いの回復基調が続いて増収増益となった。

物流事業を地域別でみると、日本は航空輸出で機械や電子関連貨物が堅調に推移。スポット案件は減少傾向になっているものの、輸入では自動車関連貨物や食品が収益増に寄与した。海上輸出では機械設備や化学品が底堅く、輸入は食品や雑貨が好調だった。

インドは二輪車が順調に推移したほか、中国の海上輸出では北米向け家電製品が好調だった。上海では家電製品や消費財の倉庫業務が堅調に推移した。

米国では港湾混雑に伴う国内代替輸送が徐々に減少傾向になっているが、倉庫保管業務や食品関連の輸出が好調。カナダと米国のクロスボーダー輸送も収益を押し上げた。一方で、欧州全体は第2四半期に入り、荷動きが鈍化して取り扱いは低調に転じた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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