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栗林商船、通期利益予想を2倍超に引き上げ

2022年11月11日 (金)

財務・人事栗林商船は11日、2023年3月期通期業績予想を上方修正すると発表した。海運事業で北海道航路の雑貨市況の上昇が続いたことで、輸送量の増加などが大幅な増益要因となる。前回予想から営業利益が2.5倍の16億円、経常利益が2倍の19億円、最終利益が3.4倍の12億円にいずれも引き上げる。船舶の大型化や配船見直しによる合理化に取り組んだことで、想定よりもコストが低減したのも寄与した。

同日発表した第2四半期の連結決算は売上高が前年同期比15.2%増の249億8700万円、営業利益が10億6900万円(前年同期は3億7200万円の赤字)、最終利益が9億1600万円(同2億9000万円の赤字)だった。近海航路では燃料費や用船料が高水準にあるものの、市況が安定化していたため三国間定期航路は堅調に推移した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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