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西鉄3Q、国際物流は販売価格高水準で増収増益

2023年2月9日 (木)

財務・人事西日本鉄道が9日発表した2023年3月期第3四半期連結決算で、同社の物流業の業績は、売上高が前年同期比54.6%増の1947億4600万円、営業利益は99.6%増の154億4500万円だった。

発表によると、国際物流事業では、輸送需要の減少により航空輸出取扱高が減少したものの、販売価格は前年同期に比べ高い水準を維持し、増収増益となった。国際貨物取扱高は、航空輸出で前年同期比9.8%減、航空輸入で3.8%減、海運輸出で12.0%増、海運輸入で9.2%増となった。

同社全体の第3四半期業績は、売上高が25.9%増の3791億1500万円、営業利益が3倍の196億9900万円、最終利益が2.7倍の138億8500万円と、増収・大幅増益となった。行動制限の緩和で、運輸業やレジャー・サービス業の需要が回復した。

23年3月期通期の連結業績は、22年11月時点の予想から上方修正し、売上高を4975億円(従来予想4958億円)、営業利益を240億円(200億円)、最終利益を155億円(128億円)とした。国際物流事業については、売上高を2347億円(2332億円)、営業利益を167億円(161億円)とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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